ワイルドホーンメロディーズ [ミュージカル]

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ワイルドホーンメロディーズ 千秋楽 一階3列目で観てきました。

まあ千秋楽といっても、たった二日間、3回の公演。

それにこのキャスト

鹿賀さんはシラノで見たし、残りの4人もおなじみでよく見る組合せ

特に田代君、濱田さん、石丸さん・・・この3人はしょっちゅう見てる感じ

そしてなんといっても濱田さん・・・セカンドソロコンが終って直ぐって感じ

再び、そのソロコンの余韻が残るまま、濱田節が聞ける喜び

そしてワイルドホーンのこの楽曲は殆ど観劇した演目ばかり

だから期待に胸ふくらみ、初日のツイートやご贔屓さんのブログからも

もうわくわく・・・。

それと一幕60分・休憩20分・二幕60分

タップリ聴ける・・・。

最初は濱田さん復帰初演のあのボニクラ(ボニー&クライド)から田代君そして濱田さん

そして最初のMCは濱田さんから・・・そつなく!こなす

この間・・・随分MC、上手になられた・・・。

そして次はあのスカピン(スカーレットピンパーネル)

うーん。石丸さん歌うストーリーブックは

歌詞こそ違えど、遠野あすかさんが歌ったあの歌・・・懐かしい

このスカピン星組初回公演版のDVDは擦り切れる程見た・・・

自分が宝塚にハマッた作品であり

四季で濱田さんに出会った衝撃と同じくらい

宝塚でこんなにサラッと上手く歌う方・・・安蘭さん

独特の歌い方をする宝塚の方達の中で彼女は違った。

そんな記念すべき作品から何時もは安蘭さん(以降、瞳子さん)

のひとかけらの勇気だけだったのが、今回退団後初の後のメドレー含め3曲?4曲?も

嬉しかった

しかしまた鹿賀さん・石丸さん・濱田さんが四季出身で

瞳子さんとバックコーラスの未来優希さん宝塚出身なんて・・・

話しが脱線していきますが、このコーラスで右端で

少し太めでパワフルな歌声のお方、未来さん

これからやるロミジュリではハマリ役乳母役で再度出ますよね・・・

宝塚時代から歌ウマで定評があった彼女、やっぱり上手い・・・

和音さんも上手かったけれど

でも宝塚でTOPになれるのは、華があるかどうかだから・・・

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話し戻してひとかけらの勇気・・・瞳子さん

今回はかなり良かった・・・

やっと本来の彼女らしい歌い方・・・

実は昨年年明け早々のミーツコンの時の彼女

少し声が枯れていたような、

現役で劇中最初の瞳子さんのパーシー衣装の時の

ひとかけらの勇気・・・それは男役そのものの

力強い何時も素晴らしいステージだったという記憶しかなく

現役のその後の彼女の他のステージも録画した他の演目も

殆どが凄い迫力・・・特に龍星は凄かった。その目力も

それが退団後の彼女が女性に戻って・・・歌うソロの

歌に・・・イマイチ共感出来なかった・・・本音・・・

それが今回は久々に男っぽい伸びのある歌声を

久々に瞳子さん、安心して聞けたかも

特にその後の今回の歌全て弾けていた感じ・・・

そうそうこれが瞳子さんって感じでした

それとまた脱線、瞳子さんのもう一つの魅力はその人柄

星組スカピンみれば判ると思うけど

おどけたパーシーに変身したグラパン

まさに瞳子さんワールド

彼女だけのキャラ

今回少し自由なMCが少なかったけれど

しゃべりだしたらもう瞳子ワールド

それをファンは知っていて、ニコニコしながら聴いているという

そんなファンが沢山きっとこの日も居たと思う

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そして田代君と濱田さんのルドルフ

濱田さん役は以前、和音さんが歌ったけれど

歌なら濱田さん今回凄かった。

凄い肩を使って全力で体を使って歌う姿

3列目でしっかり目に焼き付けました

そしてその後の1幕の残りのコーラス含めて9曲は

すべてジキル&ハイド

まるでミュージカルそのもの

その他の曲も皆さん!(濱田さんはこのコンサートに限らず毎回)

役になりきって演じて歌っていましたね

ジキル&ハイド役の鹿賀さんを始めてみましたが

流石・・・貫禄・・・そしてやはりオーラがある

そこが石丸さんと違うところ

それにしても後に出てくる鹿賀さんにからむ濱田さんの妖艶なシーンも


もう、恐らく我々は見慣れているけれど

始めて濱田さんを今回見られた方達は

どんな思いで見られただろうと思うほど・・・

妖艶さが今回もタップリ・・・

そして濱田節タップリ

しかしその濱田節

何時も思うのだが

多分あの口元をゆがめて

余り口を開けないで歌う歌い方は

きっと四季では許されないのだろう

口を大きく開けて、はっきりと発音すること・・・

しかし彼女の声はどうだろう

もはやもうそんな事は卓越してどんどん地声(ベルト?)で

響いてきます・・・

そんな彼女だからこそ・・・・・

全然不快感がない・・・。

どんな歌詞でも台詞でももう囁いているのか

歌っているのか?その声はちゃんとメロディを

しっかり捕らえながら染みこむようなしっかりした

ストーンと抜けるような地声が聴こえます。

こんな歌い手います?

ジキハイの新しい生活

もう聴きなれた名曲・・・今度は微笑み浮かべながら

檀に腰を掛けてその白いドレスでしっとりと歌う

思い出すのは去年のファーストソロコンでのこの歌

この歌に思いをよせて歌い上げた・・・

その時の歌が心のこびりついて、ずっとアルバムで

繰り返し聞いていたこの曲

自分は濱田さんのこのバラードが特に大好きです

そして二幕も含めてとにかく彼女が歌うと

もう他を圧倒する何か卓越した存在感は何だろう

何度も何度も書いてきたけれど

今まで見てきた舞台やテレビやコンサートの歌手の

皆様をすべて超えて、自分の中では一番の存在感と歌唱力と表現力に出会えた

あの汐留海で見たアイーダ。

その衝撃はまだそんな前ではない・・・。

それにその後の彼女の凄い成長ぶりはどうだ

もう凄い貫禄

あの安蘭けいさんさえ、褒めまくる・・・

みんなが認めるその地声と表現力

独り立ちして1年半で既にこの存在感。

だからこそもう帝劇。そして次から次へと入るオファー

凄い人だと改めて思う。

まさに歌う為に生まれてきたかのようなお方・・・

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そろそろ二幕

って忘れていましたが

このコンサート

その演奏の素晴らしさに

先ず、幕が開いた途端

おなじみ塩田さんのエネルギシュなその後姿が

目に飛び込み・・・時に飛び上がり

オーバーアクションでティンパニーの女性に指示を出しながら

歌うそれぞれのみんなに振り返りながら

合わせるように、時に合図を送るように

もうみんなからシオチャンなんて言われて、もう話術も慣れたもの

それに目立ちがり屋でありながら

全然嫌味がなく、楽しい指揮振りは何時もの事

そんな特に濱田さんとはソロ以降も一緒の彼の指揮は

何時も本当に楽しい・・・塩田マエストロ。

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二幕最初はGOLDから二曲石丸さん


聖子ちゃんとのクリエの舞台

もちろん見ました

聖子ちゃん彼女も本当に凄い歌唱力の大好きな一人

この舞台も凄かった

またGOLDこの二人で見てみたい

テレビ放映録画し忘れた事を大いに悔やむ。

そしてMITSUKOの瞳子さん

先程と同じ、今日は凄かった!

跡のMCで皆に言われていましたが

オーラーが出てましたね

透き通った声も地声の伸びも凄かった

田代君のウクレレ~ボニーも素敵でした

色んな若手が台頭する中で

ウクレレ引きながら軽く歌い上げる彼の

歌いこんだその表現力

これも他の若手と少し抜けているような感じさえした

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コーラス隊からのワイルドホーンのメドレーから

スカピンの炎の中へは凄かった

星組のピンパーネル団のこの歌はお世辞でも

上手い歌ではなく、瞳子さんに戻るとホッとしたものでした

今回は凄いコーラスのメンバー

コーラスには、松原さんをはじめ勿体無い方々ばかりだから当然なのでしょうが


塩田マエストロに乗せられて凄い迫力でした

アリスインワンダーランドからは4曲

帽子屋はまた何時ものごとく、妖艶に凄みをきかせて

また瞳子さんも素晴らしかった

そして皆でのMCの後の鹿賀さんのシラノ

凄いオーラ再び

本当は濱田さんと彼こそ奇跡を聞きたかったけれど

ソロコンで聴けたし・・・でも最後にもう一回見たかった一曲でした

とにかく殆どの曲を舞台で見てそれをミュージカル風に再現されていた

今回のコンサート

一曲だけモンテ・クリスト伯から聞けたのも収穫でした

これだけワイルドホーンさんの舞台をこのキャストと共に

見てきてMCでもあったとおり、他にも名曲も沢山

また見てみたい

最後にワイルドホーン氏登壇しましたけれど

何時もニコニコ

多分瞳子さんや濱田さんはかなりの彼にお気に入りに違いないと確信しているし

彼の目に留まって彼の期待以上に輝いている事も嬉しいのでしょう・・・

そして日本でジキハイを最初に演じた鹿賀さん

ワイルドホーンもお礼を述べていた

最後に今回の舞台

本当に何時もの濱田さんだけじゃなく

みんなが役になりきり迫力のある舞台でした


大満足でした

またこのメンバーで見たい

そう思うワイルドホーンメロデーズでした

PS. ジキル&ハイドが2015年映画化されるってMCで

   紹介されていました・・・

PS. その2

やはり濱田さんの話し

鹿賀さんとの罪な遊戯だったかな・・・

その濱田さんがもう完全にハイド(ジキル)に体を預けるように

また抱きかかえられるように階段を登って行くシーン

本当にまるでお芝居を見ているそのもの・・・

コンサートである事を忘れるようなシーンが濱田さんの演技

また彼女が歌い終わってソデへはけて行く時はソロコンの時と同じ

まるで役になりきっている濱田さん・・・余韻を残しながら

ゆっくりと役のまんまにはけて行く・・・

新しい生活では喜びに溢れた表情に変わったり

その表情を今回もタップリ楽しめた・・・

これはもう彼女の真骨頂

曲の空気感をずっと保ちながら・・・

そんな見所たっぷりな今回の舞台でした









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